[普通] 高島俊男(2001)「お言葉ですが・・・2」文春文庫
高島俊男(1999)「お言葉ですが・・・」文春文庫
高島俊男(1998)「本が好き、悪口言うのはもっと好き」文春文庫
高島俊男は中国関係の本しか読んだことがなかったため、随筆をまとめ読みした。漢籍に明るい人物だけあって、文章が巧みで、あっという間に読んでしまった。
評価は普通にしたが、やはり本領の中国に関する本の方が魅力的なためである。
高島俊男(2000)「三国志のきらめく群像」ちくま文庫
高島俊男(2001)「水滸伝の世界」ちくま文庫
の方が、著者の思いいれが伝わって、感銘を受ける。しかし、今回読んだ3冊には、日本語の解説や中国詩の解説が散りばめられているので、知的水準も高く、気軽に読める良書といった感がある。
<2007.2.25記>