[良書]宮島英紀(2007)「まだ、タバコですか?」講談社現代新書
すべての喫煙者が一度は目を通した方がいい本ですね。
喫煙者はニコチン中毒を自覚した方がいいし、受動喫煙を防止する義務を認識できないなら吸う資格がないよ。喫煙者には怒りっぽい人が本当に多いよな。
JTは、タバコアレルギーの判定キットを販売していた製薬メーカーを買収したうえで、その供給を止めるなど、国民の健康を踏みにじる愚劣な行為をとっているが、行政府がこうした行為を違法として差し止めないところがね。日本の財務省の腐っているところです。財務省がそもそもたばこ産業の監督官庁なんて、本当に途上国ですね。日本は、。。。
[良書]岡本勝(2017)「タバコ広告でたどるアメリカ喫煙論争」丸善 叢書インテグラーレ
評価は甘目の良書とした。一か所だけ、前者、後者の指し示す内容が分かりにくい個所がある他、日本語が全般的に翻訳調で日本語としての分かりやすさが十分ではない。もう少し、こなれた日本語にしてほしいところである。ただ、この手の内容の著作物で価格面でも購入しやすいものが少ないので、これだけの内容がまとまっていれば一読に値する。
通販などで無駄な消費をしやすい人は、広告を打つ側の非人道性をこういう本で学ぶとよいのではないかな。
<2018.8.31>