[普通]大森正博(2008)「医療経済論」岩波書店
前回、医療経済学のテキストを酷評したので、まともなのも一例ぐらいはないとなぁということで、取り上げておきます。
さすがに経済学を理解した人が書くとずいぶん違いますね。タイトルも控えめに「論」となっているのも好感が持てます。内容は日本の医療問題と理論が少々です。まだ同種の本をたくさん読んでいないので、評価は辛めに普通にしておきます。
日本の医療の問題を明らかにするために、必要な国際比較もあり、データ、図表も適度にあります。
<2018.9.23>