時事批評

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理屈なく賛成の米倉経団連会長が、理路整然と反論した孫氏を批判

米倉経団連会長は、TPP参加賛成を表明、理由は示さず

 つい先日、報道され、Wikipediaにも理由は述べずと書かれている。具体的な国益をひとつとして示せないとは、困ったもんだ。

米倉経団連会長は、原子力再稼働を満場一致として表明、理由は示さず

 電力の安定供給に再稼働は欠かせないことの証明は一切示さずに、利権あさりのためだけに原子力推進の立場を、理事会で、経団連の会員の声を無視して、満場一致と押し切ることは良いこととは思えない。経団連というのは民主的な組織ではないらしい。

 国民の声すら無視する日本経済団体連合会は、社会的存在意義もなきに等しい。現実的な評価をすれば、社団法人の資格をはく奪するのが適当だろう。優秀な経営者が集まっているとおっしゃるなら、経団連本社ビルを都庁などで青テントを張る人々に開放して、彼らを一流のビジネスマンに育ててはどうだろうか。人を育てる才能が、いまの経団連幹部に、万が一にもあったなら社団法人としての存続を認めてやってもいいかもしれない。

<2011.11.21>

Kazari