財務省の悪巧み(歳入庁の設立)
財務省は、今度、社会保険庁の権限も獲得しようとして、厚生労働省下にある社会保険庁と財務省下の国税庁をまとめて、財務省下に置くべきだと言いだしているらしい。どこまで財務官僚は馬鹿で貪欲なのかと呆れる他ない。東大経済学部出身はだいたい天下りの豊富な経産省に行くようになってから、法学部の馬鹿どもが財務省に行っており、その観点からも、財務官僚にはまともな経済政策を期待できなくなってきている。一度、財務省をつぶした方が日本のためになるかもしれない。復興庁のような無駄な組織を提言したのも、内閣府に財務官僚が多すぎるせいではないかと思う。
各政党も本気で政治主導にしたいなら、内閣府の職員は、政権与党が完全に人事権を持って、課長クラスまでは民間登用して総入れ替えすべきな気もする。
そういえば、厚生年金運用会社が運用資金の使い込みをし、不正な会計報告をしても監査も免れてきたのは、財務省などの天下りが多かったためである。住専の時も同じであった。1993年から2012年に至るまで進歩が止まっているのは、官僚組織くらいだろう。そして不思議なことに現在の官僚は、先進国で失敗している数々の政策を、15年くらい経過した後に断行して、より世の中を悪くしている。教育費の削減など最たるものだ。
<2012.3.8>