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マグネット製品を使うために Part.2

 我が家には、もともとコルクボードがいくつかあったので、画鋲の撤去を目的に、よく架け替えする部分に、ホワイトボードの鉄板を木枠にくい込ませる形で両面テープで貼っていき、ほぼ、画鋲を廃止した。ときどき画鋲を落としたりしていたので、これで安心できる。

照明の節電化 100円以上製品のLED電球に関して

 E26口金の蛍光灯型電球の寿命は、40W相当のもので8000時間(消費電力7W)、一方、E26口金の白色LED電球(消費電力7.6W)は、4万時間のものが多い。したがって、もしこの製品寿命が正しければ、蛍光灯型電球の値段が、白色LED電球の1/5以下でない限り、白色LEDに切り替えた方が得になる。高い蛍光灯電球は耐用時間13000時間のものもあるので、その場合は白色LED電球の価格の1/3以下程度が目安になる。

 実際に一般的な家庭で、この4万時間というのは、場所にもよるが、おおよそ耐用年数10年とも言われているので、実感として分かるには、それ以上の月日が必要になる。これだけの長期になると、普通の感覚では実感など生じようはずもない。もし実感したいとなれば、おおよそ管理がかなり大変になる。電球の切り替え日時の管理や個別の電球に対するおおよその普段のスイッチのon・off回数なども知っておく必要がある。連続使用時の耐用時間と点灯切り替えの耐用回数は別なので、そうしておかないと正確なところは分からないためである。

 我が家の場合、すでにレフランプ、白熱球電球はすべて変えたので、玄関のE17口金クリプトン球を除き、蛍光灯型電球と蛍光灯だけである。長時間使用する場所は国産の蛍光灯電球にしているので、だいたい300円(E26口金)くらいの製品である。一番安い国産メーカの白色LED電球(E26口金)は、たぶんオーム社のLED電球で、秋葉原の「あきばおー」やドンキホーテで500円になっている。このオーム社のLEDの明るさは420lm(ルーメンス)で実際に使ってみると、60W相当と言ったところだ。レフランプ→E26口金の蛍光灯型電球(60W相当:消費電力12W)→E26口金の白色LED電球(60W相当消費電力7.6W)に切り替えると、ランニングコストの観点からも得になる。E17口金は、蛍光灯電球が秋葉原で800円程度なので、こちらも、一番安い部類のLED電球(2000円程度)に切り替えた方が安いのだが、取り替えたばかりだと、その蛍光灯電球が6年程度持つ場合が多いので、わざわざLEDを買い直すのは今一歩な感じだ。

 もしいまだに白熱球の電球を使っている家庭があるなら、それをLED電球に変えることで、照明器具だけで、ざっくりと節電できるわけだ。家庭の電力消費にしめる照明の割合は3割くらいのことが多いので、節電効果が高いと言える。その3割が60W→8W程度になれば、3x(1-8/60)=2.6なので、26%程度の節電につながる。経団連の電力の安定供給に原子力発電が必要とか、東電が原子力発電がないと夏場に電力不足に陥るというのが、くだらん脅しにすぎないことが、このような計算例からも明らかだ。本来なら大型電力需要事業者の一部値上げで十分ピーク電力など抑えられるが、必要なら、法整備して商用設備の照明に規制をいれれば、東電の提示したピーク電力の2割削減程度は簡単に行える。

 3月決算前の秋葉原でこのLED製品、370円の時があったんだよな。少し買っておけばよかった。

E26型の白色LED電球

 ちなみに自分の書斎として使う部屋にはシーリング(32型30W+40型38W=68W)があるが、ほとんど使うことがない。たぶん、20年くらい切れないのではないかと思っている。実際に使う照明は自作したものばかりになった。昔、インバータ式27W卓上機もアーム部分を除いて、E26口金の電球型に切り替えた。実際に、机やパソコン周辺をこの26口金の蛍光灯型電球(60W相当:消費電球12W)で十分だからである。暗く感じる人は2個使っても消費電力は24Wで済む。

 自作には、余った延長コード、スイッチ、電球受けにあたる器具などで簡単に作れる。延長コードなどで、電源プラグ近辺にスイッチがあればいい場合は、meetsやシルクで売っている100円のスイッチ付電源タップ1個口を使えば、スイッチすらいらない。ようやく、ダイソーでも100円のスイッチ付電源タップ1個口を扱うようになった(以前は315円のものしかダイソーにはなかった)。ホームセンターなどで、Panasonic製のスイッチが160円くらい、電球受けが300円くらいだから、あまった電源コードがあれば、500円程度で自作できる。自作に自信がない人には、ホームセンターなどで売っているものを買っても800円程度だと思う。

<2012.4.19>

 最近、建設された商用設備に行くと、最初から蛍光灯電球を使っていたり、白色LEDにしている店も増えてきた。薬チェーンを除けば、中小企業ほど節電努力している印象だ。一部の製造業の大企業が安い電気料金で、電気を無駄に使わなければ、エネルギー政策次第で、景気に影響しない範囲で、ピーク電力など4割程度でも抑えられると思う。

<2012.4.26>

 E26口金の白色LED電球は安いものがあるので問題ないが、E17口金のものは蛍光灯型電球、白色LEDともに高価になるため、E17口金用のソケットにE26口金の電球を使えるように変換するソケットが販売されている。購入の際は、矢印の表記がまったく統一されていないので、間違えないように注意してほしい。この商品も300〜1400円程度のばらつきがある。例として、ひとつ挙げておくと、「口金変換 アダプタ E17 ⇒ E26」などがある。

<2012.4.30>

Kazari