家庭用のパン焼き機
家庭用のパン焼き機を買いました。マニュアルモードがあったり、米パンを作る可能性があったので、象印にしましたが、意外と簡単にきれいに焼けます。少なくとも、マニュアルに書かれているパン(コーヒーパンなど)を焼く限り、失敗することはほぼありません。
むかーし(10数年前)に試した餅つき機があんまりだったので、さほど期待していなかったのもよかったのかもしれませんが、町のパン屋が大変だなと思うくらい、手軽に、しかもおいしい食パンが焼けます。昨今の事情(軽度放射能汚染食品の市場流通化)を鑑みずとも、材料原価を考えただけで、十分投資費用を回収できそうで、最近、もっとも技術進歩を体感した電化商品となりました。
とてもすばらしいのですが、オーブンを使わないで、アレンジを増やすのは案外大変そうです。我が家ではあくまで食パンしか焼かないのですが、私が好きな大麦味のパンを作る際は、他の食パン同様に十分膨らますのには成功していません。実際、とてもおいしい大麦パンを食べたことがあるため、「古くは食されていたが、まずい」などの情報に惑わされることはないのですが、結構、こうした偏見が手伝って、いまだに大麦食パンの情報は少なく、web上にはあまりおいしそうに見えない大麦パンしか見つけられなかったのが残念です。
今まで、一番膨らみ方がましだったのは、米パンと同じやり方で、まずビタバレーもしくは押し麦を炊飯しておいて、冷ましたものを200g入れるという方法です。手間隙かかるので、好きじゃない人にはあまりお勧めではない。この時、アレンジメニューのミルクパンの分量の牛乳と水を加えて、7-8割に膨らむ感じです。味はおいしいです。どうも大麦のたんぱく質は小麦と異なるということなのか、水を吸いすぎるのか良く分からないですが、これももう少しうまく焼ければ詳細を載せていこうと思います。
象印などのパン焼き機をweb検索で調査した際の情報では、小麦粉の中央にドライイーストを入れるのが難しいとかありましたが、うーん、そんな難しいかな。ピーラーで自分の手の皮まで削ぎ落とすような人には難しいのかもしれないけれど、私には難しさがよくわからない。
強力粉に混ぜられるのは、商品カタログには、40-50gまでのしか記載がないけれども、中力粉や片栗粉で70gくらいまでは大丈夫。9割くらい膨らんでくれます(もちもち食パンのみでしか実験していません)。コーヒーパンでは70gだと無理でした。40gくらいは大丈夫ですが、作る種類によってかなり変動しそうです。
<2011.7.12記>