PC雑記

PC雑記選択に戻る

VMware の VM Player4.0、VMware vCenter Converter Standalone Client を試してみる

 PC関係の作業内容を気ままに書いていこうと思う。忘れるというよりは、調べた時チェックした内容をwebのアドレスで控えているだけだと消失の憂き目によく合うし、内容ごとファイルで保存していても、ファイルを探すのが面倒になってきたことが大きい。

今年のWin 7 導入の作業覚書

 これまで、OSは長いこと、Windows 2000 Pro SP4 を使用してきたが、さすがに internet 絡みで辛くなってきたので、今年になって Windows 7 Pro 64bit に上げた。OS購入前の調査で、VM Player 3.0 で XP Mode を動かせば、ビジネスなら使えそうと考えたためである。そうは言ってもリスク回避主義者なので、当初は、Widnows 2000 Pro と Windows 7 Pro 64bit のデュアルブートにした。実際に、CPU:Athron X2 5000+、Memory:4GBくらいでは、Windows 2000 Pro SP4 上の Office 系の作業と、Windows 7 Pro 64bit 上の Office 系の作業は、2000 の方が快適である。しかし、この両者なら、さほど体感速度に差がある訳ではない。Windows 7 Pro 上の Excel 2000 は、オートコンプリート機能を入れていると、IME 2010 との相性がすこぶる悪く、つまらない入力確定の時に強制終了してくれるのがやっかいだが、そのうちに Open Office 系に乗り換える予定なので、さほど気にしていない。

 さすがに、Windows 7 Pro 上の VM Player 3.0の(4.0でも) XP mode は、Windows 2000 に比べるとかなり遅い。しかし、起動し直すよりは、XP Mode を使うことが増えてきている。私の使うソフトウェアで、2000 のみでしか動かなくて困るというソフトは特になかった(今後見つかっても Dual Boot 廃止後に仮想上の2000に移せば困らない)。Acronis True Image Personal 2.0 は、Windows 7 で動かないが、Windows 7 自体はバックアップ機能が充実しているし、EASEUS Partition Master 8.0.1 Home Edition も動いてくれたので、これらに切り替えることにした。他のソフトは、Windows 7 のXP互換モードを管理者権限で実行すればたいていは動いている(筆王 2006 は XP Mode でないとダメだった)。

 ドライバ絡みで、XP Mode にせざるを得ない物がいくつかある。ひとつは、All-in-one Printer の HP PSC2150 (スキャナがCCDなので重用している)。A4印刷だけならWindows 7でも使えるが、はがき印刷も、スキャナーのまともなドライバーもWindows XPまでなので、はがきソフトと合わせて、これらはXP Modeか、Windows 2000で作業することになりそうだ。Windows 7のスキャナードライバは、同じ大きさのスキャンであっても、いちいちプレビューをし直さないといけないので使い物にならない。あとはMIDI関係。

 Windows 2000 の時にフリーソフトの類やシェアウェアであってもレジストリを汚さないタイプのソフトは、別のドライブに入れており、それらのほとんどが、VMware Toolのフォルダ共有機能を使って、XP Mode 上から実行できた。仮想環境はPCIカードなどは読めないから、それまでは Windows 2000 上の Domino から、Audigy の MIDIポート を利用して、電子ピアノに自動演奏させていたが、XP Mode から安い USB-MIDIケーブル経由に切り替えた。この USB-MIDIケーブルは、Windows 2000 とすこぶる相性が悪い。つなげた状態で起動してしまうとブルースクリーンでハングする。

VMware のVM Player4.0

 ようやく、先日VM Player 4.0をダウンロードできたので、いわゆるWindows 8 Developer Preview を入れてみた。いろいろなサイトに書かれている通り、先に「後でインストールする」を選択して仮想ディスクを作成しておかないと、エラーを吐いて導入に失敗する(実際に失敗した)ので、手順通りに入れた。表示は英語しかないが、特に問題なく導入できた。使用感は使い勝手がとても悪く二度と使いたくない感じ。タッチパネルとGUIを両方入れるのは構わないが、GUIモードの時は従来通りの設定にしてくれないと操作しずらくて仕方がない。何であんな中途半端なんだ。まず、shutdownするのが大変なのには呆れた。結局、別のサイトに書いてあったように、レジストリをいじって、Windows 7 のように変更してしまった。

 VM Player 4.0は、3.0との共存はできない。

VMware vCenter Converter Standalone Client

 Windows 98 SEならば、Workstation 6.5-7.x 仮想マシンに上げても使えるとの情報があったので、どんなものか試してみた。一応、Workstation 5.x 仮想マシンの時から、サウンドドライバは、vmxファイルを直接編集して、"ES1371"とかいうのを"SB16"に変更して、98 SEを起動後に98SEのCDでドライバを入れないと音が鳴らないが、これらの方法で音がでるようになった。

 読めないデバイスが2つ出るが、それは2chの書き込み情報の通り、
vmci0.present = "FALSE"
ehci.present = "FALSE"
とすれば、PCI System PeripheralとPCI Universal Serial Busは直った。しかし、VM toolのフォルダ共有も使えないし、いちいち98用USBドライバを入れておかないとUSB機器も認識できないので、これは昔、98で認証を取ってしまったMathematica 4.0専用OSになりつつある。以前に物理HDDにマルチブートにしていたところから無理に作成したPC-DOSに関しては、いろいろversionを変えてみたが、それでも動かなかった。

 ええっと98のために、導入したのではなかった。もう忘却したが、VMPlayer 3.0によって XP Modeを導入した時に、オプションで仮想ディスクサイズの選択をし損なったのか、そもそも選択できなかったのかで、最大サイズが127GB(実サイズは30GB)になっていた。最大サイズを改めることができそうというので導入したのだった。実際に、XP ModeはWorkstation 6.5-7.xベースで作成されていたが、それを8.0に上げるついでに最大サイズを30GBにしてみた。その結果、実サイズ7GB程度になった。

<2011.11.4>

※昨日だったか? All-in-one PrinterのHP PSC2150のWindows 7用のプリンタドライバが更新された。以前は、使えそうな用紙がほぼA4だけだったが、用紙選択に「ふちなしハガキ」や写真などが加わっている。はがきソフトさえWindows 7に対応させれば、プリンタとしては十分使えるようになった。しかし、スキャナーは相変わらずダメで、Twain対応としてもうまく動かない。いちいちプレビューをし直さないといけない点も改善されていないし、XnView 1.98では途中でハングしてしまうようになっため、以前より使えなくなった。

<2011.11.6>

※2011.11.19 All-in-one PrinterのHP PSC2150のWindows 7用のプリンタドライバがまた更新された。以前は、XnView 1.98で、スキャナーは途中でハングした。今回の変更によって、1枚だけはプレビューからスキャンまでできるようになった。しかし、同じサイズを1度プレビューして、スキャンを連番ファイル名で保存するのはまだできない。

<2011.11.19>

Kazari