VM Player 4.0.1 のBIOS画面呼び出し
初期設定だと早すぎて、F2が間に合わないというか、たいていVMPlayer上で、一度マウスの左クリック後にF2を押さないといけないので、かなり操作が難しい。だから、拡張子vmxの設定ファイルを直接編集して、F2を押す余裕を持たせたり、強制的にBIOS設定にする設定が紹介されているのだろう。覚書にここにも書いておく。
たとえば、5秒 (5000ミリ秒) の間、F2などのキーを受け付ける時間を設定するには、vmxファイルに、次の行を追加する。
bios.bootDelay = "5000"
必ずBIOS設定に移行させるには、「bios.forceSetupOnce = "TRUE"」というのもあるらしい。
Windows 98 SE on VM player 4.0.1 (Workstation 6.5-7.x 仮想マシン)のBIOS設定
ビデオメモリを8MB確保しているみたいな感じだったので、システムメモリをグラフィック用メモリとして設定できる項目でもあるのかなと覗いてみる。ほとんど設定を変更して何か変化が期待できる項目はなかったのは残念。使うとしたら、起動時のKeyboardのNumLockのOn/Offの変更くらいかな。初期設定はOffになっている。
PC-DOS 7.0 /V on VM player 4.0.1 (Workstation 5.x 仮想マシン)のBIOS設定
何か、Windows 98と違いがあるのかを確認。まったく同じなのには驚いた。vmxファイル内の「guestOS = "win98"」や仮想マシンのバージョンの組み合わせとかって、BIOSに影響するのかと予想していたんだが、・・・。マルチコンフィグにしているから、こちらも使えるのは、起動時のKeyboardのNumLockのOnへの変更だけ。
不可解なUSB Mass Storage の挙動
確かに、Windows 98の時は、それぞれにデバイスドライバが必要だった。しかし、2000以降は、標準ドライバになっているから、OSがWindows 2000以降で、USB HDDが認識できない事態は想定していなかった。というか、Windows 7の初期インストール時に動いていたUSB HDDが、Windows Updateで使えなくなるとは思わなかった。今のところ、LogitecのLHD-EBU2シリーズは、Windows 7では使えない。しかし、なぜか、XP mode on VM player 4.0.1では接続できる。そうはいっても、Logitec と同時期に同じ価格帯で販売していたIO-DataのUSB HDDは、Windows 7に対応している。技術的に劣った仕様だったのなら、せめて、Win 7用のデバイスドライバくらい無償で提供してくれないと、今後、Logitec社の製品を買う気が失せる。
<2011.11.21>