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Windows 7 Pro 64Bit の Power Shell で今更ながら遊ぶ

 例えるなら、昔のDos、Linux の Terminal のようなものに相当するのだろうか。コマンドも、Dosの頃からあるものもある。典型的には、dir や mdである。dirは、directory の略で、現在のディレクトリにあるファイルを表示させるコマンドだし、mdは、make directory の略で、そのディレクトリに、md 以下に指定した名前のディレクトリを作れというコマンドになる。

 Linux的なコマンドとしては、cd や ls などがある。アクセサリの一部もコマンドで起動させることができる。calc、notepad、mspaint、stikynot、regedit (各々、電卓、メモ帳、ペイント、付箋、レジストリエディタに相当)は起動するが、wordpad や mip (各々、ワードパッド、数式エディタに相当)は起動しない。昔、Internet環境構築の際に問題切り分けのためなどに使った ipconfig、netstat などのコマンドも通る。

 Microsoft社に、 PowerShell 入門という頁があるので、ここを読みながら、いろいろ試すのもいいだろう。この頁からコマンドシェルとしては、DOSと同じことがわかるし、プロパティを表示させれば、背景色などを変えられることもわかる。

 早速、背景を緑に変えてしまった。

 似たコマンドも重複して登録されている。例えば、cd と chdir、help と man、dir と ls などなど、使い慣れた方を使えばいいよって事なんだろう。この辺りの仕様は、Microsoftと思えないほど、非常に柔軟でびっくりする。シェル内で、F3のようなキーも昔ながらに動作する。打ち間違えたときなど便利だ。

 オペレーティング・システムが、Dos〜Windows 95の頃までは、config.sysを設定しないといけなかったり、ディレクトリ構成やファイル属性を見るのに、必要なディレクトリ以下を、テキスト・ファイルにしておくと、何かと便利なことがあったから、Dos プロンプトを活用して、パイプ処理でファイル一覧をテキスト・ファイルにするなんてことをやっていた。これも使えた。例えば、次のように打てばいい。
dir >> dir.txt
こうすると、そのディレクトリ直下の情報を、dir.txt というファイルに書き込んでくれる。

<2011.11.23>

Kazari