Windows Neptune on VM Player 5.0
単純に、このOSを入手しても、VM Tool のインストールがこけるし、単品では解像度も640x480からあげられず、16色のままで使いようがありません。
しかし、Windows 2000をすでにVM Player 5.0 に入れてあれば、そこからファイルを流用することで、幾分使い勝手を改善できます。VM Player 5.0 のToolは、Prgram Files にあります。
具体的には、
C:\Program Files\Common Files\VMware
C:\Program Files\VMware
にあります。
インストール直後は、黒翼猫さんのweb頁にあるように、3つデバイスを認識しません。そして、この段階では、CD-ROM経由でしか移動できないので、必要なファイルを焼いて移動しました。graphicに関しては、common filesの方のフォルダ video_xpdm に格納されています。VM Player 5.0のグラフィック・デバイスは、バージョンが以前のもの(3d***)とは違い、名称が vmx_svga に変わっています。もうひとつの方は、vmci のままです。USBに関しては、デバイスマネージャーから、Windows 2000 Pro. SP4のCD-ROMを入れて、Update Driverから入れることができました。2回ほど、ファイルの場所を追えないようで、CDROMのドライブ名から、I386というフォルダを選ぶ必要がありました。しかし、まともにUSBが動くかは不明。Buslogic MultiMaster PCI SCSI Host Adapterが止められないとかで、Shutdownができないみたいなので。
security関係では、2000同様、spybot 1.6.2などが使えるようです。
また、Windows 2000 のCD-ROMを持っていなければ、日本語入力もたぶん使えませんが、持っていれば、Control panel の Regional optionで、下の方の窓には西洋以外の言語もあり、Japaneseにチェックを入れて、Advanceを押すと、Windows 2000のCDROMを入れろと言われます。入れて作業を進めると、ひとつのファイルを除けばインストールできます。この作業をすると、上の方に、Japaneseが加わります。この作業でシステムに明朝やゴシックのフォントも移動するようです。
この状態にする前に、Office 2000をインストールしたので、その時は、文字が□□□だらけでしたが、たぶん、先に上の作業をすれば文字化けせずに、Office 2000がインストールできます。そして、Control Panel のキーボードを 日本語入力 IME 2000に変えて、英語を消しておけば、Wordなどで日本語入力が可能になります。
日本語環境、少なくとも、明朝とゴシックのフォントを入れないと、IE5.5 ですら、まともに日本語ページは表示しません。アジア系のフォント Tahomaとかが初期状態だと一切入っていないためです。上記のRegional optionを追加しても、システムの表示が日本語になるわけではありません。入力にその言語を追加できるだけです。ちなみに、Thaiを選択すると、Kedmanee keyboard入力などが選択できるほか、システムにTahomaなどのフォントがコピーされるようです。この辺は、Windows 2000 Proと同じ。
導入後は、こんな感じです。

日本語キーボード(106)を設定すると起動できないようです。実験したものの、2000との違いがほとんどないというか、よく分からないので、すぐに削除してしまいました。
<2012.11.5>