React OS 0.3.14 日本語版 on VM Player 5.0
いくつか見ていたら、情報として、自分の環境と異なる結果しか見当たらなかったので、一応、書いておきます。
いまいち仕組みは分かりませんが、解像度は適当に変更できました。ReactOS は、非公式ReactOS日本語版パッケージ配布所のVMwareのものを用いました。
設定は、Windows NTで作っておいて、既存のディスクを後からHDDで追加して、簡単に起動まではできました。メモリは1GBにしてみました。起動も、起動後も、Windows NT系の他のOSに比べ、かなり速い。実用レベルになるといいなぁ。
導入後は、こんな感じです。

さて、多くの情報では、alpha段階で、Firefox 2.0くらいしか起動しないとのことでしたが、現時点では、Opera 9.64 が動くのを確認しました。ソフトのインストールは、アプリケーション・マネージャーから行うのですが、ここには、Libre Officeなども登録されていました。残念ながら、Libre Office 3.6.1はインストールできませんでしたが、他にも、Open Office 2.4 と3.4 があります。3.4 は、インストール途中で強制的に終了しているようで、導入できませんでした。2.4.3に関しては、ダウンロードとアンパックまではいきましたが、やはり導入は無理でした。Office 2000も、IME 2000 も今の所、導入できません。
さて、初期画面の左下に 1、2の文字があり、はじめからマルチ・ウィンドウが設定されています。IMEが使えないと日本語入力はできません。また、アプリケーション・マネージャーの動作中は、他のことができないようです。マルチタスクな部分がいまいちですね。安全性を重視したらやむを得ないかもしれませんが。
しかし、もともとの Zip ファイル (ReactOS-0.3.14-Japanese-REL-VMware.zip) が83.4MB、解凍しても、261MBというのは軽い。Office関係が全滅なので、いまのところ利用価値はないんですが、なぜか、Word Viewer 2003だけはインストールも、セーフモードでの起動もできたりします。ソフト終了後、こけてしまいますが。Excel Viewer の方は、インストールすらできませんでした。
軽いと言う意味では、windowsの系統で、Windnows 2000 + 拡張カーネル(黒翼猫さんの)より、良い選択肢は日本語環境ではないようです。
<2012.12.16>