PC雑記

PC雑記選択に戻る

Audigy 2 ZS(ジャンク屋で1000円で購入)

 以前から、Audigy を使っていて、その性能には満足していた。Audigy 2 より、Windows 7 向けのドライバができるのは遅れたものの、適当なドライバでそこそこの性能は出ていた。2年くらい前には、Creative が、Windows 7 用の正規のドライバを作ってくれたから、それを用いていた。

 まぁそうは言っても、いまいちな挙動だったので、安いものがあれば、Audigy 2 にあげておきたかった。普通の中古品を買えば、じゃんばら や ソフマップでは、3000円以下のものを見た記憶がない。

 動かなければ、1000円どぶに捨てることになるが、もし動けば儲けものである。画像ファイルでピンなどの状態を確認して、ジャンク屋のものと見比べても、欠損は見当たらない。特に部品がふくらんでダメになっているコンデンサも見当たらないので購入した。すべて順調に動作している。ドライバは、Creative 社のサイトから入手できる。サポートのアーカイブの方から、使用許諾に同意していけば、ドライバの他に、Mediasouce 5 や WaveStudio 7 が入手できる。Audigy 2 では、Windows 7 でも Game/Midi ポートが安定して動いてくれるので、これも助かった。USBで動作するMIDIを購入した後なので、この機能は動かなくてもよかったのだが、使い慣れたものが動くと使いやすい。Domino などを使う回数が増えそうだ。

 Windows 7 のネイティブサポートでないソフトも動く可能性があるので、OSをXPなど違うものにしてみると、Vienna SoundFont Studio がある。こちらも入れてみたが動作するようである。そこで、XiFi系のサウンドカード用に用意されているソフト SoundFont バンク マネージャも動く可能性があるので、ダウンロードしてインストールした。こちらも正常に動作した。「SoundFont バンク マネージャは Windows 7 で動かない」という英語情報もあったので試してよかった。これで、Midiファイルも、気に入ったサウンドフォントの Reality GM/GS などで再生できるようになった。良い音色だ。

<2013.1.16>

 Audigy を使用していたので、Audigy 2 が発売された当初2002年頃は、真面目に購入は検討しなかったが、Onkyoも、SE-120PCI などを2001年に発売していたので、こうした製品は気になる製品ではあった。現在、2000円程度で、じゃんばらなどで販売されていたりするようだが、Onkyoの方は、公式頁からはWindow XPまでのドライバしか提供されていない。XP用で、Windows 7 32bitは動作するとの頁もあるが、Vistaですでに認識しないという頁もある。「SE90、SE150、SE200は64bitでも32bitでも動くみたいです。SE120だけが64bitでアウト」らしいが、日本企業のサポートが海外企業より劣るのはやはりだらしがないと思う。

<2013.1.25>

USBが動くようになったら、一時、MIDI Portが認識しなくなり、SoundFont Bankが使えなくなった

 Windows 7 Pro. 64bitはどうなっているのだろう。更新の度にいろいろ変な現象がおこる。突然シャットダウンの後、Audigy の MIDIポートが使えなくなった。以前はダイレクトに、Audigy 2のドライバ version 2.18.0017がインストールでき、ASIOに対応したこのドライバからMIDIへの接続が可能で、実際に、Domino というソフトで、MIDIファイルをMIDI機器へ出力して演奏を聴けたわけだが、それができなくなってしまった。Audigy 2のドライバ version 2.18.0017が、再インストールできなくなったのも謎だ。メインの WDM ドライバは、Windows でまず ドライバの自動導入で、2.12.1をインストールしてから、Creative社のアップデートソフトを利用すれば、2.18.0017に更新できるが、MIDIポートは使えないままだ。

 参考までに Creative Game Port(Midi port) は、次のようなエラーを表示して、不明なデバイスのままである。

このデバイスのドライバーがインストールされていません。 (コード 28)
関数ドライバーがこのデバイス インスタンスに指定されなかったため、インストールが失敗しました。
このデバイス用のドライバーを検索するには、[ドライバーの更新] をクリックしてください。

 GamePortのドライバ自体は、英語のここの頁から、Daniel Kawakami の Gameport_Win 7 & Vista.zipを使えば、認識するようにはなる。Domino でも使えるようになったが、以前は、標準の 2.18.0017がすんなりインストールできただけに、釈然としない。

 不具合を起こした際に、アンインストールなどせずに、PCIスロットを変えると、かえって変な現象がおこる。例えば、GamePortのドライバは認識されるが、MIDIは接続できないとか、SoundFont Bankマネージャのメモリが認識しなくなるなどが生じた。差し替えた後に、SoundFont Bankマネージャのアンインストール、インストールしても駄目である。これらに関しては、最初の調子が悪い状態のままで、PCIスロットを変えずに、ドライバやソフトをすべてアンインストールして、差し替えてインストールしないと不具合が起こるのかもしれない。こういうことは、ディスプレイドライバでも起こるから、注意が必要だ。

 PCパーツの中でも、サウンドカードやメモリは、頑丈な部類なので、特に汚れはなかったが、洗ってみた。今回の不具合と改善にはまったく関係はないだろうが、サウンドカードの裏面(ハンダ配線側)を水洗して、ドライヤーで乾燥すると直る場合が報告されている。あくまで自己責任で。

<2013.3.8>

Kazari