Windows 7 Pro 64bit の 突然 Shutdown
検索したら、2010年ころから、現象の報告が見られた。原因不明がほとんど。私の場合は、特定のソフト(IE 9.0.13)の特定銀行へのアクセスの長時間閲覧状態に際して、挙動が変になった。以前なら強制ログアウトが起動したが、突然シャットダウンされていた。たぶん、IEか、Javaあたりの設定変更の際に、不具合が見落とされていたとみている。2013.2.28以降には以前のように強制ログアウトに改善したが、いまだ原因は不明である。
このIE 9.0.13由来の場合は、後述のネットワークデバイスの設定が効いたのかもしれない。
もうひとつ、Windows 98 SE on VMPlayer の長時間使用時の方は直っていないみたいだが、発現回数は大幅に減少した。
備忘録として、行った対策を書いておく
IE(IE 9.0.13)で突然シャットダウンをくらった場合は、キャッシュクリアしておくべき
忘れると、必ずではなかったが、即時ともいえる早さで再現した事がある。OS起動後、IEのメニューバーからツールを選択し、一番下のインターネットオプションを選択して、窓を開く。インターネット・オプションの「全般」タブに「閲覧の履歴」という項目があり、一時ファイルの削除を行う。
一番、有効と思えたネットワークデバイスの設定
私は別のパソコンから、自分の使うパソコンをLANを通じて制御したいとは思わない。したがって、初期インストール直後から、Wake on LAN の設定は、すべて、Disable にしていた。それが、デバイスの自動更新によってなのか、変更した覚えのないこのWake on LAN の設定が、勝手にEnable になっていた。
設定の変更は、コントロールパネル(アイコン表示) → デバイスマネージャーで窓を開く。ネットワークアダプターをクリックして、私の場合、NVIDIA nForce 10/100/1000 Mbps Ethernet を左ダブルクリックで窓を開く。ドライバーの version は、タブの「ドライバー」に書かれており、73.3.5.0 で日付は2010/8/12となっている。これのタブの「詳細設定」で Waka on Magic Paket, Wake on pattern Match, WakeOnLAN From PowerOffをすべて、Disable にする。これだけでは駄目で、「電源の管理」タブで、「このデバイスでコンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする」のチェックを外す。
その他、効果はなかったけど行った対策
(ネットワークデバイスの設定変更以前に行った事)
よく指摘される熱暴走の可能性を排除する目的で、シャットダウン直後に本体の筐体を開けて、CPU、メインチップ、グラフィックボードなどに触れてみた。熱暴走のような状況は見られない。
ログには強制終了の直前に、強制終了につながる特定のエラーはない。エラーログに誤って記載されるエラーはあったが、Micrsoft社から、vbsを走らせて削除して出ないようにした。これは念のため行っただけで予想通り、効果はなかった。
まず、現象遭遇時に、別の問題のないキーボードとマウスに変更した。これは以前、Windows 2000で、これらの接触不良か何かが原因でWindows 2000で同様の現象に遭遇した事があるため、問題の切り分けとして行った。効果はなかった。
あまり突然シャットダウンを放置すると、HDDを痛めることにもなるので、現象遭遇時に使用していたドライブのプロパティの窓を開いて、「ツール」タブのエラーチックを行った。システムドライブは再起動が必要になるが、不具合の報告なしで、効果はなかった。
関係ないとは思ったが、さして時間はかからないから、Windows 起動時に行えるメモリテストを行った。効果なし
効果はなかったが、更新が頻繁すぎる 動作の遅いソフトはアンインストールした。典型的には、calibre。
かなり時間がかかるから気乗りがしなかったが、MSE フルスキャンの実行をした。報告なしで、効果なし。
最終的に試すのはクリーンインストールらしい。私の場合、半日以上はかかるので気乗りしない。
Windows 7 について備忘録
Windows Update でMSE以外の更新ファイルをインストールしている間に、MSEの更新はできない
マルチタスクとはいってもインストールの多くは、同時並行できないから当たり前といえば、当たり前かもしれない。
<2013.2.28>