PC雑記

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React OS 0.4.9

将来に期待

 久しぶりに、OS関係を見ていたら、Windows NTベースのOSの ReactOSが、開発体制が変わり、日本人も加わってスピードアップしていたようなので、VMwareに放り込んでみた。

 昔と異なり、簡単にインストールするだけで、日本語表示が可能になった点は、進歩である。ただwebブラウズするだけなら、まぁまぁ使えるかもしれない。FireFoxなどを使ってローマ字入力すれば、(日本語入力はできなくても)日本語の予想検索語が出るので、Web検索程度なら何とかなるといった感じです。

 ISO版をダウンロードして、VMwareでは Windows 2000 Serverを選択し、インストール時に言語として「Japanese」を選択、DOS風な画面の半角カタカナの奇妙なメッセージをとりあえず無視して、Enterキーを連打すれば、簡単に起動しました。

 IMEの実装は難しいようで、調べると、IMEを回避した他の日本語入力方法が出てきますが、試してません。実用性は低そうです。OSのインストールで日本語入力が可能にならないと古いパソコンに導入する気は起きないですね。

 復旧ついでにあまり部品で組み立てたサブのPCには、LinuxのUbuntu 14.04.5 LTSをベースにしたBeanを入れて使用しています。Beanは日本語入力も問題ないし、普通に最新のLibreOfficeなど入れられるので、実用性も問題ありません。

 ReactOSは、日本語入力の実装が進まないと日本人ユーザーの獲得につながらないと思います。開発ペースは上がっているようなので、将来に期待しましょう。

<2018.8.29>

Kazari