進歩のない毎日新聞のスポーツ記事
卓球選手の名は松平健太だってば
一年たっても同じミスを繰り返すとは馬鹿だな。毎日新聞の記者って。相変わらず、松平健と省略した名を同じ文字の大きさの記事本文の文章で書いている。もちろん、一文字増やしたところで、収まるのに省略しているあたりが馬鹿丸出しである。社内規則に沿っているにしても馬鹿げたマニュアル君な書き方で呆れてしまう。
それから、この記事の内容がまた低質なのだ。体調不良で世界大会に臨む結果となったのは、すべて健康管理に失敗した本人の責任との観点から記事が書かれている。そういう考えがあっても構わないが、それならば記事の責任主体となるべく、きちんと記者個人名で書けよ。共同って何だ。全体責任だから批判は拒否ってことですか?
どんなスポーツ界のトップ選手でも体調を万全に整えられないことはある。格下に負けることもある。もし、体調管理に甘さが見られたという裏(例えば深夜に至る飲酒など)を取っていたのなら、やんわり遠まわしにその事を批判すればいいが、この記事にはそのような裏を取った事実はない。本人インタビューでただ聞いただけ。それを編集者ごときの偏見で、強がるなどの感想を交えて書いた劣悪な記事なんだ。
若手選手の激励をかねて書くにしても愛がない。もし体調不全な場合でも過去違った戦い方をして、辛勝しているような事例と比較して、試合中、こうした内容があれば、うまく凌げた可能性があったにも関わらずとかいうのであれば、まだしもである。実際の試合は見ていないので何とも言えないが、試合中のアクシデントで右肩を痛めたとの記載もある。それならば、これほど一方的に書く意味はほとんど見当たらない。他の選手に見劣りがするという思い込みだけで、ここまで偏った記事を書かれると、毎日新聞の記者には、自分の欲求不満のはけ口にスポーツ界の人を餌食にして構わないという傲慢不遜な考えがあるのだと思わざるを得ない。
とりあえずの解熱や試合中くらい体調を保てる点滴などのシステムに不全があったというなら、日本卓球界の資金不足が原因ともいえ、毎日新聞の記者はきちんと考えて書けよと言いたい。
今回の世界卓球では岸川選手の調子の良さが目立った。日本選手の主な中国との試合結果は惨敗だったが、水谷選手の下半身強化は成功していたように思う。水谷選手が頑張っているのは体型の変化や移動速度の良さからも伝わってくる。ただし、最後の中国戦に関しては、途中から戦意喪失だったのか分からないが、最後まで知力を振り絞ってほしかった印象が残っている。
<2011.6.23記>