最近のPOP音楽の期待の星<たむらぱん>
ここ数年で1番注目しているアーティストが、最近だいぶん全国TV放送のCM曲でよく流れるようになってきた。2008年「ブタベスト」で鮮烈なデビューアルバムを出した たむらぱん である。独特の節回し、美しいメロディーが見事に融合している。声量も十分あり、かなり独特な音程のサビを作ったりする割に歌詞もしっかり聴き取れる。しかもシンガーソングライターって、どれだけ才能に溢れているのだ。はじめに聴いたときの衝撃は、Dream Come Trueをはじめて聴いた時よりもはるかに大きい。2thアルバム「ノウニウノン」、3thアルバム「ナクナイ」と、質の高いアルバムを連発しているところもずば抜けている。興業的にはまだまだなのかも知れないが、こういう人の音楽がチャートの上位に来ないところが現在の資本主義の限界なんだろう。現在、CM曲では木村カエラが目立つことが多いが、歌詞が聴き取れないことが多いのって、微妙な気がする。
CM曲は、繰り返し部分が聴き取りやすく心地よいメロディーであること、人々の印象に残るようにインパクトが強いことが求められているように感じる。ずいぶん以前から、インパクトに関しては、擬音に頼ることが多いのが特徴になっている。
<2011.9.27>
4thアルバム「mitaina」も良かった。tvkのテレビ番組「saku saku」では、「年齢は計算してくれ」との趣旨の発言をしていた。タニザワトモフミ(本名:谷澤智文、1981年9月24日-)の高校の先輩にあたり、同じ時期に岐阜県立斐太高等学校に在籍していたとのことなので、1979年4月〜1981年3月に生まれたらしい。7.17時点でタニザワトモフミが30才なので、31〜33才の間か。たむらぱんNETによれば、昭和55(1980)年8月9日生まれとなっているので、この情報が正しければ31才。
<2012.7.17>