その他、スポーツ
今更ながら、いくつか書いておこう。スポーツに関しては明るい話題が多いのが救いである。
卓球とフィギュア・スケート
なかなか国内でトップになれなかった福原愛がようやく悲願?を達成した。これまでビデオ研究とか真面目にしてこなかった旨が報道されているが、事実ならちょっと不満だ。国内だから舐めてたと受け止められかねない。自分の技術向上とか国際大会とかを優先したから時間が足りないと言い訳されてもという感じがする。しかし、トラウマになりかねないので、一度優勝しておいてほしかった。応援する方としても、ほっとした。
福原愛選手に関して気になっていることがひとつだけある。フィギュア・スケートの浅田真央選手と一緒で、考え方が暗すぎることだ。「どんなに練習しても中国選手に対応できるかわからない」みたいな発言をしているが、できることをこなして勝てると信じて試合をするのが順当だと思う。試合で失敗しても、フィギュア・スケートの高橋大輔のように、笑顔で「3コケ、ありえないっすよね」くらいの発言をする方が考え方として健全だし、健康的だと思う。村上佳菜子も同様に健全な感じがする。浅田真央選手もようやく笑顔が戻ってきたが、考え方は暗いので、応援する方が心配になってしまう。これまでも仮にジャンプで失敗しても「練習ではしっかりできるようになってきているのに、まだ試合ではうまくいかないですね、ははは」くらいの発言をしてほしい気がするのだ。
いまだ日本選手が到達していないトップ・プロの選手には、私のような常人には理解できない深い悩みがあるのだろうが、相談できる相手はいないのかなぁ。福原愛選手や浅田真央選手には、悩んだ時に、違うスポーツながら、野球のイチローや陸上の室伏広治といった日本人の記録を既に塗り替えたトップ選手に相談する機会があるといいのではないかと感じたことがある。
野球
ダルビッシュ投手の大リーグ移籍が決まった。いろいろ優秀な人材が海外に行き、さびしい反面、新婚の楽天の田中投手ら若手の活躍を期待したい。
サッカー
女子の澤穂希選手のFIFA最優秀選手の受賞はとてもすばらしい。国内新聞はほとんど無視したが、アルゼンチンのリオネル・アンドレス・メッシが個人で3年連続、最優秀選手を受賞し、過去の連続受賞記録に並んでトップになったこともすばらしい。サッカー人口が増えた上でのメッシの記録は史上最高に相当する。最近はインテル長友選手の活躍もよく見る。試合自体がテレビ中継されているので、長友の活躍は今後も見る機会が多そうだ。
テニス
錦織圭が全豪で日本人男子初のベスト8進出を果たした。ATPランキングも2012/01/30時点で、20位とすばらしい。女子が伊達公子以後は低迷しているだけに、錦織選手には今後も怪我することなく、頑張ってほしい。
<2012.2.2>