第三章.敬語
敬語については、時事批評2006年7月15日の方で具体例をもとに書きました。
2006年の時点でwikipediaなどに丁重語の解説があり、国立国語研究所などにも、同様の成果が公表されておりました。具体的には、2005年3月、文科相が「わかりやすい敬語の指針」作成を文化審議会に委ね、その結果、2007年2月に正しい敬語の使い方を解説した「敬語の指針」(link先は文化庁のPDF)がまとめられたことになります。
この敬語の分類は従来より格段に論理的に優れています。理解可能な国語の文法が日本人の手によってようやく作られ始めたのは大変よいことで、こうした積み重ねにより、「日本語が非論理的」などという馬鹿げた議論がなくなることを期待しています。
「敬語の分類」を検索語にすると、子供向けの読売のニュースが上位に来るようです。